こんにちは、木暮太一です。
商品をつくる時に、陥るワナがあります。
それは、自分のアイディアや知識を使って、
いきなり商品を作ってしまうこと。
「自分はこれができるから、こんな商品を作ろう」
「すごくいいことを思いついたので、売り出そう」
と考えてしまいます。
専門分野を持っていたり
いろんなアイディアを思いつく人の多くは、
そう考えてしまうのではないでしょうか?
でも、これではあまりうまくいきません。
なぜなら、「お客さん」の存在が頭にないからです。
↓
それを使って何か、商品・セミナーを作ろうと考える
↓
商品・セミナーをつくる
↓
ネットなどで告知する
という流れじゃないですか?
でもですね、これでは、
ネットで告知するまでお客さんがいるかどうか
自分でわかりませんよね。
もしかしたら、というか結構な確率でお客さんはいません。
でも、商品があるので、
その告知に目が行ってしまい、
「そもそもこの商品ダメなんじゃ?」という発想になかなかなれない。
そうやって多くの時間が流れていくのだと思います。
大切なのは、
自分の専門分野を生かして商品を作ろうとすることではなく
お客さんがいることを確認すること。
もっと言えば、
商品を作る前に、お客さんを探さなきゃいけない。
ぼくが出版講座をしている時も同じことを感じます。
採用される企画書は、お客さんの存在がすでにあります。
採用されない企画書は、自分の専門分野を本にしたい!
ということしか考えられていない。
自分の専門を生かしたいと思う気持ちはわかります。
これまで築いてきた専門分野を使わないと
商品が作れないと考えるのも、わかります。
ただ、それではなかなかうまくいきませんね。
大事なのは、「まずお客さんを探すこと」。
そして次に、それを自分が提供できるかを考える。
この順番がすごく大事なんだと思います。
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