こんにちは、木暮太一です。今日も出版の裏側についてお話しします。
今回のテーマは、「人を動かせる出版」と「動かせない出版」についてです。
本を出版すること自体は素晴らしいことですが、すべての本が同じように評価されるわけではありません。本を出せばすべてがうまくいくという時代ではないのです。
では、どのような本が人を動かし、どのような本が忘れ去られてしまうのか。その違いについて解説していきます。
本が読者を動かすかどうかの分かれ目
読者に行動を促す本と、読んだそばから忘れ去られる本には明確な違いがあります。多くの人は、せっかく本を読むなら何かを学び、それを実生活に活かしたいと考えているはずです。
しかし、多くの本が読了と同時に忘れ去られてしまうのも事実。年間200冊を読むような多読家の方でも、そのすべてを活用できているわけではありません。
では、人を動かせる本にはどのような特徴があるのでしょうか? それは、「著者への憧れ」があるかどうかです。
著者への憧れが行動を促す
読者は、著者に憧れを持つことで、「この人の言うことを実践すれば、自分も同じようになれる」と思うようになります。
ノウハウの質も重要ですが、それ以上に「この本に書いてあることを実践すれば、自分もこの人のようになれる」と思わせることが大切なのです。
例えば、あなたが憧れている人がYouTubeをやっていたら、「自分もやってみよう」と思うでしょう。料理が趣味の人に憧れているなら、「自分も料理を始めよう」と思うかもしれません。それと同じで、本を読んだ人が「この人みたいになりたい」と思えば、実践する確率が格段に上がるのです。
ノウハウだけでは人は動かない
良い情報を提供するだけでは、人は動きません。「この人の言うことはいいけど、それ以上でも以下でもない」と思われてしまうと、そこで終わってしまいます。
一方で、特別なノウハウがなくても、著者への憧れが強いと、多くの人がその言葉に従います。つまり、「この人みたいになりたい」と思わせることが、本を読んだ人を行動に駆り立てる最大のポイントなのです。
では、どうすれば読者に憧れを持ってもらえるのでしょうか? それには二つの段階があります。
憧れを作るための2つのステップ
① 実績を示し、信用を得る
まずは、読者に「この人の話を聞く価値がある」と思ってもらうことが大事です。本を書いた時点では、読者にとって著者はただの他人です。いきなり「私に憧れてください」と言っても、「いや、あなた誰?」という反応になってしまいます。
そのため、まずは実績を示し、信用を得ることが必要です。
例えば、私の場合、過去に勤めた会社として富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートという3社の名前を出します。これだけでも、「なるほど、割とすごいところにいたんだな」と思ってもらえます。
さらに、「サイバーエージェントでは社長の藤田さんの下で事業部責任者をしていました」と伝えることで、「この人は評価されていたんだな」と感じてもらえます。
このように、「なるほど、この人はちゃんと実績があるんだな」と思ってもらうことが、憧れを生む第一歩なのです。
② 自分のライフスタイルを示し、憧れを持たせる
次のステップとして、「この人みたいになりたい」と思わせるライフスタイルを示すことが重要です。
私の場合は「ハワイで自由な生活をしている」という点がそれに当たります。私は年間の約4分の1をハワイで過ごし、自由なライフスタイルを楽しんでいます。
本の中でそのライフスタイルを伝えることで、読者は「この人が言っていることを実践すれば、こういう生活が手に入るかもしれない」と思い始めます。
そして最終的には、「木暮さんみたいになりたい」と思うようになり、私の言葉を信じて行動するようになるのです。
まとめ:人を動かせる出版のポイント
本を読んでもらうだけでなく、読者に行動してもらうためには、次の2つのステップが重要です。
- 実績を示し、信用を得る
- 「この人の話を聞く価値がある」と思わせる
- 実績や経験を具体的に伝える
- ライフスタイルを示し、憧れを持たせる
- 「この人みたいになりたい」と思わせる
- 自分の成功例を見せる
この2つの要素が揃って初めて、読者は本の内容を実践し、行動を起こすようになります。
出版の裏側について、今後も発信していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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