木暮太一です。
あけましておめでとうございます!
本日から本格的に仕事が始まる方も多いのではないでしょうか?
1月は自己啓発や勉強の本が多く売れます。
ユーキャンなどの通信教育も
1月が一番申し込みが多いです。
1月は、誰もが「新しいこと」にチャレンジをしようとする月です。
そして、そのマインドは編集者も一緒。
なので、出版企画を作って編集者にアプローチするのは、
1月がすごくいいタイミングだったりします。
2019年こそ出版を実現したい方は、
このいいタイミングを逃さないようにしたいところです。
さて、今日のテーマは、
「2019年に売れる本のテーマ」です。
2019年と書きましたが、
実際には2017年からこのテーマは売れ続けています。
そして2019年の半ばまでは変わらないと思います。
そのテーマとは……
「疲れ」
です。
お正月からこんなこというのも何ですが
世の中、非常に多くの方が疲れています。
体力的にも、精神的にも。
肉体的に疲れているから、
『スタンフォード式 最高の睡眠』
『医者が教える食事術 最強の教科書』などの
休息法や食事法の本がベストセラーになるし、
精神的に疲れているから、
『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』
のような本が売れていくのです。
『漫画 君たちはどう生きるか』が
異例のスピードで100万部を突破したのも
世の中の人々が迷っている証拠、疲れている証拠だと感じています。
なので、これらの疲れを解消する本が出せれば
出版企画は通りやすいし、本も売れる。
一方で、エネルギッシュな本を出しても
なかなか売れません。
疲れている人に「成長しよう! 世界を目指そう!」といっても
ついてきてくれません。
気分が落ちて、自信がなくなっている世の中です。
いきなり超アグレッシブなことを提案しても
「そんなのムリだよ……」と早々にそっぽを向かれてしまいます。
※どの時代にもアグレッシブな人はいますし、
このメルマガを読んでいる人は、そういう人かもしれません。
でも、「世の中」は違います。
本はマスを相手にした商品です。
マスが求めていることをメッセージに込めなければ
認めてはもらえません。
自分が伝えたいことと
マスが求めていることのバランスを取らなければいけない。
この考え方を忘れてはいけません。
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