ぼくらは小さいころから、いろんなことを学校で習いました。そして、学校で習うのが当たり前だと思っています。算数を独学でマスターしようとする人はほとんどいないし、社会のマナーも学校で教えてもらうことを「期待」している人は多いですね。

そうなんです、そうすべきなんです。慣れないことは絶対にプロやすでにマスターしている人から習った方がいい。素人が試行錯誤してがんばってもなかなか上達しないし、結果も出ない。そして結果が出ないから諦めてしまう。これが最悪なんですよ。

そういう意味で、学校でいろいろ教えてもらえたことはとてもよかったと思う。ただ同時に、学校の弊害もあります。教育システムや教育の質についての話ではありません。学校が社会にもたらしている大きな弊害は、「みんなが『ただで教えてもらうのが当たり前』と思うようになってしまうこと」だと感じています。

実際はタダではありません。義務教育ですら、税金という形式で払っています。でもその自覚がありませんね。今月の教育費にいくら支払っているか明確に言える人はほとんどいないと思います。

そしてこれが大人の成長を泊めていると思います。

日本では何かを教えてもらうのにお金を払うのがもったいないって思われることがよくあります。それは、「教えてもらうのはタダ」という認識があるからです。「なんで教えてもらうのにお金を払わなきゃいけないんだよ」と思っている人は、じつはたくさんいます。ぼくも実際、「木暮さんのコンサルを受けるのに、なんでお金かかるんですか?」と聞かれることがあります。

気持ちはわかるんですけどね、でも仕事としてやっているのでお金がかかります。

もちろん、お金がかからない学びもあります。でも、そこでお金を払わないから自分の人生の幅が広がっていかないと思うんですよね。仕事に限らず、遊びもそうです。遊びも仕事も、お金払ってプロに指導してもらった方がいい。

楽器を弾けるようになりたければ、プロに教えてもらった方がいいです。泳げるようになりたければスイミングスクールに行った方がいい。

ここ数カ月、パーソナルトレーニングを再開しました。ついてもらってるトレーナーのおかげで筋トレがかなり効果的にできるようになって、そして筋トレが超楽しくなってます。

次は釣りを習いたい。あとサーフィン。あとあとウクレレ。そのほかにも2つくらい。何にしようか考え中です。バーベキュー料理とかにしようかな。

※最近はハワイでニンニク超盛のチキングリルを焼きました。ソーシャルディスタンス万歳☆