こんにちは、木暮太一です。ぼくは学生の頃から作家として活動しています。これまでに60冊、累計175万部を出してきました。作家として活動しつつ、出版社も経営していますので、出版業界の人間ですね。
とはいえ、出版以外のビジネスも手掛けています。セミナーをしたり、コンサルティングをしたり、そして不動産投資をしたり。
ぼくが不動産投資を始めたのは、2018年あたりです。不動産投資を始める時期としては最悪の時期だったと思います(もちろん、考え方によりますが)。でも始めたかったんですよね。
ぼくがなんで不動産投資を始めたか?
理由はいくつもありますが、一番の理由はフローの収入を、ストック化させたかったからです。
印税やセミナー・コンサルティングの売上はたしかに時給が高く、いわゆる「効率がいいビジネス」です。ですが、これらはぼくが動かなければ売上がたたないビジネスでもあります。仮にぼくが事故や病気で話すことができなくなったら、ぼくの会社は売上があがらなくなってしまう。その状況を変えたかったのが一番の理由です。
そして、もう一つの大きな理由が、不動産投資は、ノウハウをすごく簡単にコピーできるビジネスだということです。不動産投資は商品を自分で作らなくても行えるビジネスです。建っている物件を買えばいいわけですからね。
どの物件がよくて、どの物件がダメかを見極めることができればいい。そして、その見極めるノウハウはそれほど複雑ではありません。
誰でも便利なエリアに住みたいし、誰でも生活しやすい場所に住みたい。だから駅が近い、学校が近い、スーパーが近いのがいい。
内装もそれほどバリエーションはありません。だいたいフローリングの方が好まれるし、キッチン設備もある程度決まっています。
押さえるべきポイントを押さえていれば、それほど外さないのが不動産投資なんです。
デジタル分野のビジネスと違って、テクノロジーの進化も遅く、勝つためのノウハウが古くなりにくい。つまり、一度身に着けたら比較的長い間そのノウハウで利益を生み出すことができる。そういう意味で、不動産投資は最良だと思いました。
不動産投資の「落とし穴」
とはいえ、物件を買えば自動的にお金が入ってくるわけではありません。よく不動産投資は「不労所得」といわれますが、それは表現として適切じゃないですね。ある程度は人に任せることができますが、自分がかかわらなければいけないこともまぁまぁあります。
そして、自分のかかわりを減らして自動運転できる物件を買えるかどうかが「目利き」になってきます。
この数年、不動産投資にかなり注力して取り組んできました。結果、不動産投資を始めて2年たらずで資産9億円、トータル120部屋程度を保有できるようになりました。年間の家賃収入は8000万円にまで成長しています。
ぼくが思うに、不動産投資には落とし穴があります。その落とし穴は、2つあります。
- いわゆる「業者から騙される系」
- 投資家の目がくらんで、間違った判断をしてしまう系
です。
業者から騙される系はよくありますね。詐欺とは言わないまでも、すごくいい話だけを聞かされて、結果的に損をする物件を買わされてしまうケースは後を絶ちません。
でも、それよりも多いのは、投資家が自爆するケースだと思います。不動産投資を始めてみてよくわかったんですが、不動産業者から電話がかかってることはそれほどないんです。たまに営業電話はありますが、ほとんどない。
物件紹介のほとんどがメールできます。しかも業者さんが送る一斉メールできます。つまり、売り込みというより物件紹介の案内が来るだけなんですよ。
そしてその案内メールを見て不動産投資家が「この物件いい!」と思って買います。ダメ物件も買っちゃいます。
不動産投資で失敗する人も相当数いると思いますが、言葉巧みに買わされたのではなく、投資家が勝手に「儲かる物件」と勘違いして自ら買っているケースがほとんどだと思います。
要は「自爆」です。まさに自己責任です。儲かると思って選んだのに損しちゃっただけです。よく言われることですが、投資をする前には勉強が不可欠ですね。
世の中には、いい物件が出るのを虎視眈々と待っているベテラン投資家が山ほどいます。その山ほどいるベテランがスルーした物件を、初心者が買っています。だとしたら結果は見てますよね。
という面白くない話は置いておいて、不動産投資を始めるにあたって押さえておかなければいけない要素を無料動画にまとめました。興味がある方は[こちら]の動画をご覧ください。完全無料で見れます。
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