この記事では、
自分の知識・経験・ノウハウでセミナービジネスを始めたい人向けの内容です。

本の著者、ある分野で成功経験がある方で、

「これからセミナービジネスを始めたい」
「セミナーをやっているけど、数人しか集まらない」
「セミナーで売りたい商品が全然売れない」

といった悩みを抱えるに向けて、知識ゼロから始めるセミナーの作り方をお伝えしていきますね。

この内容を読めば、自身のコンテンツを商品にして、失敗しないセミナービジネスを作る方法がわかります。

セミナーの作り方を知るとビジネスが変わる

ぼく自身、過去1,500回以上セミナーに登壇し、日本最大の出版塾を主宰するまでになりました。
2019年の実績では、出版コンテンツのセミナービジネスで、年間2億を売り上げています。

なぜ、ここまで売上を上げることができたのか?

それは、セミナーから出版塾入会を売る流れを作り、価値提供してきたからです。

ここでいう価値提供とは
「言語化」「再現性」です。

知識ゼロだった人でも出版できる方法を言語化し、
最短2日で出版を決める人が出るほどの再現性に高めた結果、
このような成果を得ることができています。

そして、5年間のセミナー経験を経て、ぼくのセミナービジネスをさらに進化させました。
今では、セミナービジネスの売上が5倍以上になり、働く時間は半分以下する方法を確立しました。

この方法については、また別の機会に解説しますが、
セミナー作りの大原則は、セミナービジネスを拡大させる上で、必要な視点になります。

セミナービジネスについて、こちらの記事でも解説しています。
参考:著者がセミナーをしたら、こんなことが起こります

参考:セミナービジネスに欠かせない4つの考え方

セミナーの作り方STEP1「セミナーの全体像を理解する」

セミナービジネスに必要不可欠な視点とは

セミナービジネスをする上で
「お客様に価値提供する」という視点は必要不可欠です。
この視点が欠けている方が多くいます。

ここでいう価値とは、専門家として「これは知ったほうが良いですよ」という知識・情報のことではありません。
お客様が変えたいと思っている欲求・願望を解決することが本当の価値です。

もし、自分の商品の価値がわからないのであれば、
「お客様がどういったもの価値を感じるのか」を考え直す必要があります。

この価値を提供する視点を忘れずにセミナー作りをしていきましょう。

セミナーは「フロント」と「バックエンド」に分ける

セミナービジネスは、
商品・サービスを体験してもらうフロントセミナー
収益化を目的とした高額セミナー(バックエンドセミナー)に分かれます。
つまり、本来売りたいもの、特に高額な商品やサービスになるのであれば、その前に「体験会」を用意しましょう。
それがフロントセミナーの役割です。

家(高額商品)を買う前に、住宅体験会に行き、体験・吟味・検討する。
という流れと同じです。

この「バックエンドセミナーを売るためのフロントセミナー」という流れが、セミナービジネスをする上で重要になります。

セミナー事業でうまくいかない人がやっちまっているのは、
手っ取り早く人を呼びたい
準備するのが楽だから

という考えのもと、内容がバックエンドセミナーとあってないフロントセミナーを用意すること。
これでは、体験会にすらなっていないので論外です。

お客様に価値提供する視点が欠けないように、注意が必要です。

多くのセミナーで人が集まらない理由

なぜ、多くのフロントセミナーは人が集まらず困っているのか?
それは、そのフロントセミナーに価値がないと思われているからです。

なぜ、価値がないと思われるのか?
それは、バックエンドセミナーを売りたいがあまり、単なる説明会になってしまっているからです。

つまり、「営業する場に来てください」と言っているようなもので誰も行きたいとは思いませんよね。

ここでも、セミナーを通してお客様の困りごとを解決するという価値提供の視点が重要になります。

セミナーの作り方STEP2「目的に合ったセミナーを作る」

フロントセミナーで全部体験させない

バックエンドセミナーを売るために、フロントセミナーで商品の体験をしてもらいます。
ここで大切なことは、全部体験させないこと。
仮の話しですが、住宅体験会に行って、もしその場で家をもらえた、もう家は購入しないですよね。それで満足してしまうからです。事足りてしまうからです。
フロントセミナーでは、「バックエンドセミナーを売るための体験」を提供する必要があります。

では、何を体験させたら、高額な商品を買ってくれるのでしょうか?

フロントセミナーで売るには感情を動かす

ここでいう「感情を動かす」は、テンションを上げるとも言えます。

バックエンドセミナーの特徴や情報を淡々とロジカルに説明しても、お客様は商品を買ってくれません。

床板の材質やエアコンの性能を説明されても、家を買う決定打にはなりませんよね。
でも、広いベランダで友人を呼んでBBQをしたり、この角部屋は子供部屋にしてベッドはこの位置に・・・
と未来を妄想し夢が広がると、どんどん家が欲しくなってきませんか?

「これ買いたい」と感情を動かす秘訣は、未来を妄想させてあげること。
バックエンドセミナーの効果を得ることで
「こういうことができますよ」
という世界(夢)を示してあげましょう。

これに賛同すれば、お客さんは高額な商品であっても買ってくれます。
(ただし、嘘を言ってしまったら、詐欺なので注意です!)

そして、バックエンドセミナーは夢を実現させるものでなければいけません。
この「夢を実現させる」がバックエンドセミナーの価値提供です。

その他にもフロントセミナーには重要なポイントがあります。
こちらでも解説しているので、参考にしてください。
参考:セミナー講師は、まずフロントセミナーに注力しなさい

バックエンドセミナーの考え方

バックエンドセミナーの作り方は単純です。
フロントセミナーで示した変化(夢)を実現できるように指導すれば良いです。

ここで重要なポイントがあります。
「あなたのやり方では成果が出ない人がいる」という視点です。

あなたのやり方で成果が出ない人は相手に能力がないからではありません。
「あなたが効果を得られた状況と条件や環境が違う」
「その方法の説明が人によって理解の仕方が違う」
理由は様々ですが、大切なことはできる人とできない人の切り分けをすること。

実現できる人はそのままで大丈夫です。
実現できない人がいれば、なぜあなたのやり方で実現できないのか、原因を探りましょう。
そして、あなたの方法で実現できない人が実現できる方法を見つけましょう。

これができていないと、実現できなかった人にとっては、あなたのバックエンドセミナーは詐欺商品になりかねません。

様々なタイプの人が理解・実行できるよう言語化し、様々な人に合わせた再現性を満たすこと。
それが、バックエンドセミナーの価値であり、バックエンドセミナーを提供する責任でもあります。

バックエンドセミナーについて、こちらでも詳しく解説しています。
参考にしてくださいね>
参考:あなたが提供する価値は、言葉になっていますか?

セミナーの作り方STEP3「知識・ノウハウを商品に変える」

知識・ノウハウを商品に変える方法

知識・ノウハウを商品・セミナーにするには、価値の言語化が欠かせません。

「〇〇は重要です」と専門家がいくら言っても、聞き手が重要でないと思えば覚えてもらえません。
あなたが、もしそのような伝え方をしているのであれば、商品の価値は伝わっていません

そもそも価値とは、変化です。

「〇〇だったあなたが、△△になります」という変化を伝えれば、「△△になりたいから〇〇をしよう」と相手は行動してくれます。
このように、「あなたの知識・ノウハウを得ると、お客様がどう変わるか」を言葉にできると、知識・ノウハウが商品化・セミナー化できます。
変化を言語化することが、知識・ノウハウを商品・セミナーに変えるキホンです。

セミナーの作り方STEP4「作ったセミナーを売る方法」

「この人に頼らないと」という構図が集客を簡単にする

セミナー集客において、メルマガやSNSは重要なツールです。

しかし、「セミナーに来てください」という告知は「売り込まれに来てください」と言っているようなものです。
これでは、フロントセミナーに人は集まりません

簡単にメルマガやSNSでお客様を集客する方法を教えます。
「この分野に関しては、この人に絶対頼まなきゃ」という構図を作ることです。
そのために、メルマガやSNSでは「その分野であなたに依存するような情報」をださなくてはいけません。

その情報は大きく3つに分類されます。

1、相手が思っていることと違う情報

プロの目線で、相手の誤解に気づかせることで、「他にも間違っているところがあるかも」とあなたを頼るようになります。

2、マニアックな情報

みんなが知らない情報で圧倒的な知識の差をつけることで、「あなたのほうが詳しいから」と頼られるようになります。

3、最新情報

業界情報や今年の情報をだすことで、「最新情報を知っている人」とあなたを頼るようになります。

これらの3つの情報を配信し、「この人にお願いしないとまずい」と思わせることができれば、圧倒的に集客が楽になります。