こんにちは、木暮太一です。
今日は『セミナービジネスをするときに知っておきたい4つの考え方』についてお話します。

 

①あなたの知識や経験は、商品になる

セミナービジネスを始める人に、僕が繰り返し言っている言葉があります。
それは「知識をコンテンツに、コンテンツを商品に、商品をビジネスに」です。
セミナービジネスではあなたの知識や経験自体が、他の人に貢献できる、魅力的な商品になります。

「知識とコンテンツの違いは?」と気になる人もいるでしょう。
ぼくが考える違いは

  • 「体系だてられているか」
  • 「人に教えられるカリキュラムなのか」
  • 「他の人にも応用できるのか」

です。
この3つの要素がなければ、知識はただの体験談です。

またコンテンツと商品の違いは「値段と名前があるのか」です。
値段も名前もなければ販売できません。

セミナーを「自分の話したいこと」を話す場だと勘違いしている人がいます。
自分の商品が「自分の話したいこと」で作られていないか。
セミナーで売上がたっていない人は、自分の知識や経験が”コンテンツ”や”商品”になっているか確認しましょう。

 

②セミナービジネスを上手くいかせるには「高額化」と「自動化」

セミナービジネスをさらに上手くいかせるために、2つのポイントをまず身に付けましょう。

  1. 高額化
  2. 自動化

1回のセミナーが3000円ほどの値段では、場所代や他の経費も入れると、売上が伸びません。
これでは月に何度も開催しなければならず、その度に集客に苦労することになります。
セミナー講師を始めた頃のぼくも、セミナーの料金を安く設定していました。
売上をたてるため何度もセミナーを開催し、その都度、集客に疲れ果てたことを覚えています。
しかし、1回で30万円などの高額セミナーを開催できれば、売上のために繰り返し開催する必要がありません。
セミナーにかける時間が短くなれば、より商品を磨き上げられたりなどできます。

また自動化させることも大切です。
特に「集客」を自動化させなければ、いつまでたっても集客に苦しむでしょう。
セミナーの集客のために、とにかくブログやメルマガを更新して告知する人が多くいます。
残念ながら、この方法はおすすめできません。

ブログやメルマガは見る人が限られます。
すでに告知済みの人に、何度アプローチしても効果は上がりません。
お客さんは興味があれば、すぐに知りたくなり、セミナーに申し込むでしょう。
新しいお客さんとの出会いを作るために、ランディングページを充実化させる方が効果があります。

 

③自分への強烈なマインドブロックを解く

1回3000円などの単価の安いセミナーは売りやすいでしょう。
しかし30万円などする高額セミナーを売るときにビビったり、気が引けたりする人が多くいます。

ぼく自身そうでした。
「高い商品を売ることは悪いことなのでは…」「中身がないのに高い商品を売っている~さんと一緒だと思われたくない…」など自分や商品を否定する思考になっていました。
しかしセミナービジネスで売上をたてる、他の人に貢献するなら自分への強烈なマインドブロックを解かなければなりません。
自己否定を繰り返しては、いつまでたっても売上はたちません。

まずは売るものが「自分が信じているコンテンツ」だと意識してください。
人を幸せにできるコンテンツを作った自信があれば、ビビることなく販売できます。
大学の授業料をイメージしてください。
授業料が年間数十万から数百万する大学を「あくどい商売」と考える人はいるでしょうか。
問題は値段ではなく、商品にちゃんと中身があるのか、です。

 

④「申込書」一枚で成約率が大きく変わる

セミナービジネスは常に試行錯誤を繰り返していかなければなりません。

すでにセミナービジネスを10年続けているぼくも、いまだに試行錯誤の繰り返しです。
最近の試行錯誤で発見したことは、たった一枚の「申込書」で成約率が大きく変わること。
申込書の書式やデザインだけで、高額セミナーの成約率は変わります。

試行錯誤は大切ですが、すでにセミナービジネスで成功している人がいれば、その人を真似しましょう。
もしくは投資と思い、その人のノウハウを購入してください。
我流で試行錯誤をしては、時間がどれだけあっても足りません。
すでに同じように失敗をしている人は多くいます。
そういった人の失敗や改善で生まれたテンプレを利用すれば、自身のトライ&エラーによる大幅な時間のロスを防げます。

ぼくは年間1000万円稼げるセミナーを作る「10ミリオネア」というサービスを作りました。
「10ミリオネア」は、10年間にわたるぼくの試行錯誤の集大成です。

  • セミナーの価値の言語化
  • 広告運用
  • コミットメントアンケート
  • 差別化

などセミナー理論をテンプレート化しました。

自分で時間をかけてトライ&エラーをするよりも、失敗や教訓を活かして成功している人の真似をしましょう。
そして年間1000万円のセミナーを作り、まずは自分を満たしてください。
自分を満たしてはじめて、他の人を満たす、社会貢献ができるのです。