こんにちは、木暮太一です。
今日は『セミナーで売上をたてるために必須の「バックエンドセミナー」』についてお話します。
Contents
なぜバックエンドセミナーはセミナービジネスに必須なのか
なぜバックエンドセミナーがセミナービジネスに必須なのか、理由は2つです。
- 収益MAX、価値もMAX
- みんなが目指す最終ゴールを提示
収益MAX、価値もMAX
「収益MAX、価値もMAX」とは、どういうことなのか。
バックエンドセミナーがセミナービジネスの収益化に必要なものであり、かつお客さんに提供する価値が最大のもの、ということです。
バックエンドセミナーは30万円などの高単価セミナーで、少ない時間で大きな金額を稼げます。
単価が3000円などのフロントセミナーだけでは、セミナービジネスは成り立ちません。
もちろん、ただ単価を高くすればよいわけではありません。
高い値段の分、お客さんにMAXの価値を提供しなければならないのです。
みんなが目指す最終ゴールを提示
イメージしてください。
夢や大きな目的を達成できるなら、高くてもお金を払うのではないでしょうか。
バックエンドセミナーは売上をたてるためにも、高い値段を設定します。
しかし高い値段をつける分、お客さんを最終ゴールに到達できる、そんな価値の高いセミナーにしなければならないのです。
商品にそれだけの価値があれば自信をもって販売できます。
バックエンドセミナーを作るときのポイント
バックエンドセミナーの重要性がわかったところで、作るときのポイントを押さえましょう。
「変化」を伝える
あなたのバックエンドセミナーは、「変化」を伝えられていますか?
なぜ「変化」を伝える必要があるのか。
それはお客さんにとっての価値が「変化」だからです。
お客さんは自分が求める変化を得るためにお金を払うのです。
最も良い例は、RIZAPのCMでしょう。
CMでは、太っていた人が痩せた後の映像のみが流れます。
RIZAPのトレーニング方法や痩せるためのノウハウなど一切伝えていません。
それでも人気になったのは、お客さんが自身が得られる「変化」を容易に想像できたからなのです。
独自性のアピールなど必要ありません。
またジムの宣伝にあるような「プール完備」や「24時間営業」などの特徴も必要ありません。
「セミナーに来たら、Aだった人が、Bになった」という変化を伝えてください。
できれば簡潔に、もしくは一言で。
変化を伝えなければ、価値は伝わりません。
「変化」を伝えているつもりなのに…
変化を伝えているつもりなのに、バックエンドセミナーに人が集まらない…
こんなときは変化を伝えられているのか振り返りましょう。
よくある間違いに「アフターしか伝えていない」ことがあります。
変化にはビフォアとアフターがあります。
RIZAPなら「太っている」から「痩せている」です。
しかし「アフター」しか伝えてなければ、お客さんはビフォアに自身を重ねられません。
それではお客さんが自分のためのセミナーと思えず、参加しないのです。
また「変化」なら、どんなものでもよいのかと言えば、そうではありません。
お客さんが望む変化を提供しなければなりません。
例えば「アドラー心理学を知らない人も、アドラー心理学を理解できるようになるセミナー」があったとしましょう。
「アドラー心理学を理解する」という変化は、人が求めるものでしょうか?
求めている人はすでに本を読んでいることでしょう。
「アドラー心理学を知らない」つまり「アドラー心理学の魅力を知らない」人は、そもそも理解したいと思いませんよね。
相手がすでに欲しいと思っている変化、RIZAPのように「痩せたいと思っている人」に「痩せますよ!」と言ってあげる必要があるのです。
バックエンドセミナーを作るときの失敗
収益も価値も高いバックエンドセミナーを作るとき、多くの人がやってしまう2つの失敗があります。
- 自分の言いたいことを語る
- 自分ができることを手がける
失敗①:自分の言いたいことを語る
自分の言いたいこと、自分のできること、自分の伝えらえることだけを語る人がいます。
しかしお客さんは、あなたの話を聞くために高額なお金を払っているのではありません。
お客さんは自分が求める「変化」を得るために、高額なお金を払ってあなたのセミナーに訪れているのです。
失敗②:自分ができることを手がける
「自分ができないことは手がけられないのでは?」これは最もな意見です。
しかし「自分ができることを手がける」ことに固執して「自分が手がけたことでお客さんが来る」と考え始める人が多くいます。
失敗①にもつながりますが、お客さんは自身が求める「変化」を得るためにきています。
これを忘れないようにしましょう。
セミナービジネスは自分の知識や経験で、お金を稼げて、人に貢献できる仕事です。
しかし自分の知識や経験を伝えるのに必死になるあまり、お客さんを置いてけぼりにする人も多いです。
また価値を「変化」だと知らなければ、「変化」を伝えられません。
どれだけ価値の高いバックエンドセミナーでも、価値を伝えられなければお客さんはきません。
以上のような点を踏まえて、収益も価値もMAXなバックエンドセミナーを作ってみましょう。