こんにちは、
木暮太一です。

どんな業界も年末はバタバタしてきますが
書店はこれから特にバタつく時期です。

カレンダーと手帳が本格的に並び始めます。

ただでさえ本が毎日大量に出ているのに
それに加えて12月は手帳とカレンダーに
大きくスペースを取られてしまいます。

そしてその分、返品が増えてしまうんですよね。
つまり12月は書店内でリストラが行われるんです。

ここでいかに生き残るかが大事ですね。

さて、以前からお伝えしていますが、
1月は業界的に非常に盛り上がる月です。
絶対に1月に企画書を出してくださいね。

ただ、企画書を出すといっても
手当たり次第に送ればいいということではありません。

「数を打てばあたる」という発想は
マイナスでしかありません。
編集者に本当に嫌われますので、
絶対にやめてくださいね。

大事なのは、
自分の企画に興味を持ってくれる出版社に
出版企画書を送ること。

ビジネス系の本を作りたいんだったら
ビジネス系の本を出している出版社に、

子育てに関する本を出したいんだったら
育児本を出している出版社に送らないといけない。

ここでポイントになるのは
自分の本が出版業界的にどのジャンルに属すかを知ること。

一般的な感覚とはだいぶ違うので
著者からするとちょっと意外な結果になるかもしれません。

出版業界的に考えて
自分の本がどのジャンルに属するかは
書店に行ってみないとわかりません。

書店に行って、
自分の本と同じような本が
どこに並んでいるかを確認することで
「ジャンル」がわかります。

まずはそれを確認するところからです。
時間があるときに書店に足を運んでみましょう^^