こんにちは、木暮太一です。
今日は前回の記事の続きです。

前回の記事:編集者が見ている、本を出版するために必要な2つのこと

出版企画を作るときに
何を重視しなければいけないか
説明していきますね。

●本を出版するために必要なことPart2

前回、「類書が売れていることが重要」
と解説しました。

そうじゃないと、売れるイメージが持てないからです。

でも一方で、
内容が既に出ている本と丸かぶりだと
出版企画は通りません。

新しく出す意味がありませんからね。

なので差別化が重要なんです。

実際、編集者は口をそろえて
「差別化ポイントは?」
「違いは?」
と聞いてきます。

もしくは、
「今回の企画の『斬新さ』はどこにありますか?」
って聞いてきます。

売れている類書がなければいけない、
でも、類書と同じじゃないけない。

難しいですね(笑)
この部分の表現が苦労するところなんです。

実際、編集者自身も
「差別化」の意味を本当に理解している人は
割と少ないです。

それくらい難しい。

差別化は、単なる「違い」ではありません。

差別化とは、
・私のやり方の方がいい
・私のやり方の方が簡単
・私のやり方の方が安い
・私のやり方の方が確実
・私のやり方の方がうまくいく
ということを証明することです。

それができれば
出版の実現性は一気に高まります。

今日はここまでです。
出版を目指す方、
これからも一緒にがんばりましょう!