こんにちは、木暮太一です。
今日も本を出版する方法をお伝えしますね。
先日、おもしろいことが起きました。
ぼくの出版塾の受講生が
編集者さんに出版企画書を見せたところ、
「●●さんは、木暮太一さんの門下生ですね^^」
と言われたそうです。
そして、かなり前向きに出版の話が進んでいます。
ぼくが受講生のみなさんに教えている
企画書のフォーマットがあります。
このフォーマット、編集者からも
「マネして使っていいですか?」と言われるほどのもので
かなりわかりやすく「おもしろさ」が伝わるようにできています。
そのフォーマットを使っているので、
すぐに、ぼくの受講生だとバレるのです笑
どんどん結果が出ていますが、
ぼくもさらに質を上げるためにに、
フォーマットにもさらに磨きをかけています。
みなさん、ぜひお楽しみに^^
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今日は基本に立ち戻って、
出版に向けてのスケジュールを
確認しておきます。
といいますか、
ブログでもちゃんと説明したことなかったですね(笑)
まず、
本を出すためには、
【出版企画書】を書かなければいけません。
出版企画書は、出版社に対して
「わたしが持っているノウハウ、おもしろいですよ~」
とアピールするための提案資料ですね。
これが出版活動のスタートになるわけで、
ここからのスケジュールを説明します。
1)出版企画書を書く
↓
書いた企画書を編集者に見せ、
気に入ってもらえると、
出版社内の「編集会議」で吟味されます。
なお、この編集会議に出される前に、
編集者からいろいろ質問を受けたり、
宿題を出されたりして、企画を練ります。
↓
2)出版社の編集会議を通過する
↓
出版社内の会議で、OKが出ると、
具体的に本づくりが始まっていきます。
↓
3)著者が執筆する(通常:3カ月程度かかる)
↓
ここから具体的に執筆が始まっていきます。
編集会議で合意が取れた企画概要に沿って、
著者が執筆します。
↓
4)編集者が編集をする(通常:2カ月程度かかる)
↓
著者が原稿を書き終わると、
それを今度は編集者が手直しします。
原則としては、「書けたところを編集者に渡す」のではなく、
「全部書き上げてから、編集者に渡す」というイメージです。
↓
5)最後に、デザインやタイトルが決まる
↓
本のカバーデザインやタイトルは、
最後の最後に決まります。
タイトルを最初に決めそうなイメージですが、
実際は最後に決まります。
↓
6)印刷・流通される(通常:1カ月かかる)
↓
7)書店に並ぶ
数年前に比べて、物流に時間がかかっています。
かつては発売されたら3日間で全国に流通していましたが、
今は全国に並びきるまで1週間程度かかることもあります。
なので、「今日発売!」といっても、
まだ本が届いていない地域があります。
※本は東京から発送されるので、
東京から離れれば離れるほど、届くのが遅くなります。
これが出版のタイムスケジュールです。
これを見るとわかりますが、
出版企画書が編集会議を通過してから、
約半年後に本が書店に並びます。
それをベースに考えてください。
なので、年内に本を出したいと思ったら、
6月くらいには出版社の編集会議を通過していなければいけない。
そう考えると、けっこう時間がないことがわかりますね^^
しっかりとスケジューリングして、
戦略的に出版を考えていきましょう!