今回は、ビジネスで成功する人としない人の、決定的な考え方の違いについて説明します。ぼくは出版塾を主宰して商業出版のプロデュースをしたり、セミナーコンテンツのコンサルティングをしたり、これまで数千人のコンテンツビジネスを見てきました。
その経験から、特にスモールビジネスやコンテンツビジネスで「成功する人」「成功しない人」の決定的な違いを見極めましたので、それをお伝えしていきます。
皆さんは、ビジネスでうまくいく人と、うまくいかない人の一番大きな違いは、何だと思いますか？ 賢さでしょうか？ いえ、賢さは関係ありません。
コンテンツ力でしょうか？ コンテンツ力も少しは関係あるかもしれません。しかし、一番ではありません。コンテンツ力があるからといって、ビジネスがうまくいくとは限らないのです。では、誠実さでしょうか？ 「あってほしいな」と思いますが、誠実さでもありません。
答えは「ハッタリ力」です。ハッタリができるかどうかです。「ハッタリ」というとすごく悪いイメージを持たれがちですが、要は「自信をもって、ちゃんと言い切る」ということです。
自信を持って言い切れる人が、顧客を集められます。自信を持って言い切れないと、顧客から弱く見られるのです。人は、エネルギーがあるところに集まります。
エネルギーを持っている人は、どのような人でしょうか。それは、やはり強いことを言える人です。「これ、できるかな。どうかな」と言う人よりも、「これ、できますよ！」と言える人の方が、リーダーシップがありそうですよね。そのような人の方が、魅力を感じます。
ぜひ、ハッタリができるようになってください。100%の自信が身につくことなんてありません。要は、根拠なき自信で進むしかないんです。根拠なき自信を持っている人が、これから注目を集められますし、顧客も集められます。
もちろん、内容は必要です。内容がないもので注目や顧客を集めるものは、詐欺と言いますからね。詐欺は許せないこと、全然だめ、絶対だめです。きちんと内容があって、それを超真面目に、超自信を持って語る。これだけです。
ぼくはこのことを、中身のある皆さんにお伝えしたいです（中身がないのに口だけでビジネスをやろうとする人は、早々に気持ちを改めてほしいです）。
ビジネスがうまくいくかどうかは、ハッタリができるかできないかによります。中には、「学歴がないから自信が持てない」という人がいるかもしれません。学歴なんて、これからは関係ありません。一緒にビジネスをする人に対して「あなたは、どこの大学を出ていますか？」と聞きますか？ 聞きませんよね？ ぼくも1回も聞かれていません。ぼくは慶応大学を出ていますが、ビジネスにおいてはほとんどその学歴を使えていません。
実際、ぼくはほとんど授業に出ていなかったので、大学から何かを教えてもらったかというと、それほど教えてもらっていません。ずっと自分一人で、図書館で勉強していました。大卒だから、良い大学を出たからといって、ビジネスがうまくいくわけではありません。
いかに自信を持てるか、そしてそれを相手に伝えられるかです。この自信を持つ練習は、特に日本人に必要です。日本人は、なかなか自信を持つことができませんからね。さらにいうと、自信を持って何かを言おうとすると、必ず足を引っ張ろうとする人がいます。
そのような人は無視しましょう。付き合うのはやめてください。いつまでたっても、その人に足を引っ張られます。そして、その人と同じレベルで落ち着いてしまいます。もちろん、中には付き合いをやめられない、大事にしなければならない人もいるでしょう。
しかし自分のステージを、そしてステータスを上げてビジネスを成功させたいのであれば、そのような人とは表面的に付き合いましょう。そして、実際のあなたは、その人と違うステージに行きましょう。
多くの起業家は、それができたから成功しています。それができない人は、いつまでたってもビジネスがうまくいかず、苦労してしまうのです。
皆さん、ぜひハッタリ力を身に付けてください。
