ハワイに来て人と会話する量が圧倒的に増えた。こっちはコロナが治ってきてるってのもあるけど、それよりも人と人との壁がないのを改めて感じます。
すれ違う見ず知らずの人とも挨拶するし、スーパーで買い物してると店員さんも話しかけてくるし、ビーチでお弁当食べてたら隣の家族グループがバーベキュー分けてくれるし。
ぼくは日本ではそんなにオープンに人付き合いしないけど、ハワイのこの距離感はすごく好きだなぁ。
そして、オンライン主流だからこそ、リアルの価値はどんどん上がっていくと実感しています。これからはリアルイベントが重宝されると思う。これは逆張りのように見えて、いたって自然な流れです。さっそく次のプロジェクトに活かそう。
ハワイで講座やコンサルを何度かやっています。コロナ以降、ハワイの物件は人気が急上昇しています。アメリカ本土やカナダの人がリモートワーク先として選んでいるのがその原因のようです。かく言うぼくもハワイをリモートワーク先(?)に選んだわけで、そして家を買ったわけで、みんなと考えることが同じだったわけです。
ハワイがリモートワークにぴったりな理由は、なんといってもこの絶妙な時差だと思います。
日本との差で考えれば、時差は5時間(本当は19時間だけど)で、しかもハワイの方が時間が早い。日本の10時からの講座はハワイ時間では15時です。
朝起きて、散歩してビーチで本を読んで、プール入ってランチしたあとに昼寝して、起きてから仕事をすればいい。
ぼくの講座は日本時間で18時終わりが多いけど、ハワイだと23時。遅すぎはしない。これが深夜1時終わりだとちときつい。
23時に終わって24時に寝たとしても、翌日はまたゆっくりできるから、これまた超余裕です。
これは日本人のためのリモートワーク先として整えられたしか思えません。ハワイだったらリアルにバカンスしながら仕事ができます。これ、最高。
ということで、ぼくはハワイに家を買ったわけですが、「家を買う」というと必ずついて回るのが「家は買うものか? 借りるものか?議論」です。
いろいろ議論があるところだけど、ぼくの答えは「自分にかけがえない体験を与えてくれる家を買うのが正解」です。(これに関しては、いつかまた詳しく書きますね)
「モノより体験が大事。モノを買うより、体験にお金を使おう。」
そう言われることが多くなっているけど、ここでいう[体験]って、[自分の日常になっていない体験]ってことだと思います。もはや日常化している体験にお金を使ったって、それは価値ある使い方にはなりません。
ただ難しいのは、日常になっていない体験は、自分の中から発想として出てこないということ。思いつかないわけです。だから結局いつも同じことをしてしまう。
日本人は目に見えるモノを商売にしてきたせいか、目に見えない体験にお金を使うのが苦手な気がしますね。
なので敢えて言いたい。「体験を勉強しよう」。
自分の発想の中からは自分の日常しか出てきません。それにお金を使ってもそれほど楽しくない。テンションは上がりません。だから自分が知らない体験を受験勉強くらいのレベルで学んでいくことが大事だと最近すごく思っています。
ぼくは小さい頃からお金を使えなかった。そこまで貧乏ではなかったけど、「もったいない」っていう気持ちがすごく強くあったんですよね。大学4年生の時なんて、青春18きっぷで北日本をまわった時、旅先でもお金を使えず、ほぼコンビニごはんしか食べなかったんです。もはや旅をする意味がありませんね笑
自分にとってかけがえのない体験をどんどん探しに行きましょう。そしてそこにお金を使っていくんです。「利回り」や「資産運用」なんて言葉では到底得られないものが手に入ると思いますよ。