はじめに

こんにちは、木暮太一です。

最近ようやく肩の調子が戻ってきまして、筋トレも本格的に再開しております。そんな中で今日も「出版の裏側」についてお話ししていきたいと思います。

今回のテーマは「出版って、そもそもどうすれば実現できるの?」という原点に立ち返る話です。

出版を目指す多くの人にとって非常に重要な話ですので、ぜひ最後までご覧ください。

出版のリアル:なぜ情報が少ないのか?

出版に興味がある方なら誰もが感じるはずです。

「出版って、どうすればできるの?」
「どうやって出版社に企画を通せるの?」

でも実は、正しい情報がなかなか手に入りません

なぜかというと、正確な情報を持っているのは出版社側だけだからです。
著者として本を出している人でさえ、裏側の構造を知らないことが多いんです。

たとえ10年間本を出し続けていたとしても、それは表側の話に過ぎません。
自分の本がどうして採用されたのか、どのくらい売れているのか、どんなプロモーションが行われているのか――
これらは、著者にはほとんど知らされません

著者が知らないプロモーションの裏側

たとえば僕は、ネット広告、雑誌、ラジオなどいろんなプロモーションを受けています。
実際、ラジオの取材も今朝受けてきたところです。

でも、正直言って「何が当たるか」はほとんど決まっています。

どのプロモーションが効果的か、それは著者には教えられないんです。
そのため多くの著者が、「派手に目立てば売れる」「斬新な企画なら通る」と思い込んでいます。

ですが――

それは誤解です。

出版と就活は似ている

出版を目指すなら、「出版は就活と同じだ」と考えてください。

就活を経験した方なら思い出してほしいのですが、自己分析や業界分析をして、
エントリーシートや履歴書を書いて企業に提出しますよね。

その書類が出版における「出版企画書」にあたります。

いい内容を書けるように自己分析を頑張ったり、たくさんの企業に出したりしましたよね?
出版もまったく同じなんです。

僕自身、就活時代には200社以上にエントリーして、最終的に内定を3社からもらいました。
その感覚が、出版と本当にそっくりなんです。

出版が決まるために必要な2つの要素

出版を実現するために必要なのは、この2つです:

① 質の高い出版企画書(資料)

ただし、ここで言う「質が高い」とは、
単に内容がいいという意味ではなく、

「出版社が望んでいる内容であるかどうか」

という視点が重要です。
自己満足な企画ではなく、相手のニーズにマッチしているかどうかが問われます。

② 出す相手とのマッチング

就活で「ご縁があれば…」というように、出版もマッチングが命です。
どれだけ優れた企画書を作っても、出す相手がズレていたら採用されません

この「マッチング」が、著者にとって最も難しいポイントなんです。

多くの著者が抱える“勘違い”

「内容が良ければ、企画は必ず通る」

多くの著者がこのように思い込んでいますが、これは完全に誤解です。

就活と同じで、実力だけでは採用されません。
相手に伝わらなければ意味がないし、相手が求めていなければ通らないんです。

出版社や編集者とのマッチング精度

出版企画をどこに出すか。
これを間違えると、絶対に通りません。

出版社ごとにざっくりとした傾向はあります:

  • 日経BP、東洋経済新報社 → ビジネス系が強い
  • 主婦の友社、主婦と生活社 → 女性向け・家庭向けが多い

でも、「どの出版社がどんな本を本当に求めているか」は、外部の人間にはわからないのが実情です。

ましてや、「編集者が今何に興味を持っているか」なんて、著者には完全にブラックボックスです。

つまり――

素人がマッチングを判断するのは不可能なんです。

編集者との出会いがすべてを変える

出版社の中で企画を採用するのは、会社ではなく編集者個人です。
つまり出版とは、「企業とのマッチング」ではなく、「編集者とのマッチング」です。

その編集者が今どんなテーマに関心があるか。
何を必要としているか――

これがわからなければ、出版は前に進まないんです。

どうやってマッチングを実現するか?

このあたりのノウハウについては、僕の運営している「出版塾」の講座で詳しくお伝えしています。

出版を目指すなら、まずは正しい知識を身につけることが最優先です。
知識がなければ、僕のように商業出版に11年もかかるかもしれません。

あなたはいま何歳ですか?
11年後、何歳になっていますか?

僕と同じ遠回りをしないためにも、まずは体験セミナーで出版の正しい全体像を掴んでください。

この記事のまとめ

出版を成功させるには、
「出版企画書の質」×「編集者とのマッチング」
という方程式を理解することがカギです。

自己流ではうまくいかないからこそ、正しい知識と指導を受けることが最短ルート。

本気で出版を目指すなら、正しい方法論に基づいて進むことをおすすめします。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!

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