はじめに
こんにちは、木暮太一です。
今日は、2ヶ月ぶりにラーメンを食べました!
……といっても、実は僕、小麦アレルギーなんですね。だから、普通の麺は食べられません。
なので、ラーメンを食べるときはいつも「麺抜きでお願いします」と伝えるんです。
麺がないラーメン、もはや「ラード」と呼んでます(笑)
そのラードを、今日2ヶ月ぶりに食べました。
さて、ラーメンの話はこのへんにして。
今日は出版の裏側の話をしていきます。
テーマは、
「なぜ僕のやり方だと、ニッチな本が出せるのか?」
これ、実際にご質問いただいた内容なんです。
ニッチなテーマ、本当に出せるの?
ニッチなテーマで本を出したい方。
正直、僕のやり方しかないと思っています。
なぜか?
僕のやり方であれば、あらゆるニッチな本を出すことができるからです。
もちろん、他の方法でもゼロではないと思いますが、99.99%は難しい。
その理由をこれからご説明します。
具体例:受講生が出した“超ニッチな本”
僕の受講生の中には、こんな本を出した方がいます。
音楽家の“イップス”に関する本
皆さん、「イップス」って聞いたことありますか?
野球選手が突然ボールを投げられなくなるような、体が思うように動かなくなる症状のことです。
これ、実は音楽家にもあるんですよ。
突然バイオリンが弾けなくなったり、フルートが吹けなくなったり…。
そんなとき、どうしたらいいのか?
これをテーマにした本が、僕の受講生から出版されました。
めちゃめちゃニッチだと思いませんか?
教師向けの教育論も人気ジャンル
他にも、教師が教師に向けて書いた教育本。
こういった書籍も、僕の講座では多く生まれています。
20冊以上出版されてるんじゃないかな。
これもニッチです。
例えばお金の話やダイエットなら、誰もが対象になりますよね。
でも「先生向け」となると、読者層はかなり絞られます。
さらにマニアックな例も
- 海外拠点で働く人向けの法律の話
もう、「誰が読むの?」レベルですよね(笑)。
でも、そんな本も出せるんです。普通のやり方では絶対に出せない内容です。
一般的な出版塾や出版コンサルとの違い
これらのニッチな本、普通の出版塾や出版コンサルのやり方ではまず出せません。
なぜか?理由を説明します。
- 出版塾や出版コンサルでは、主催者が編集者を呼んでくる。
- その編集者は、主催者の人脈内にいる人だけ。
- プレゼンの場に来る編集者はたった10人〜20人程度。
- 日本には出版社が4,000社以上、編集者は1万人以上。
- その中の10人〜20人にプレゼンしても、マッチングする確率は極めて低い。
編集者にも“専門領域”がある
例えば、音楽関係の編集者は、そのジャンルの企画しか見ない。
教師向けの本なら、教育分野の出版社じゃないと興味を持たない。
つまり、どれだけ内容が良くてもマッチングしなければ意味がないんです。
僕のやり方は“マッチング”ができる
僕の講座では、著者自身が、自分の企画にマッチする出版社・編集者を特定できるようにしています。
だからこそ、
- 音楽家のイップスに関する本
- 教師向けの教育論の本
- 海外駐在員の法律本
といった、ニッチなテーマの本が続々と出版されているんです。
これは能力の差ではありません。
やり方の違いです。
内容が良くても出版できない理由
「内容が良ければ本になる」と思われがちですが、それは間違い。
出版の世界では、就活と同じように“マッチング”がすべてなんです。
企業との相性が合えば内定が出る。
それと同じで、出版社との相性が合えば出版できる。
他の出版塾では難しいこと
一般的な出版塾や出版コンサルでは、
- プレゼンする相手(編集者)を選べない
- 編集者の専門が偏っている
- メジャーテーマ向けの企画しか通らない
これが現実です。
だから、ニッチなテーマは“スタート地点”から対象外になっていることが多いんです。
この記事のまとめ
僕の出版講座ではなぜニッチな本が次々と出版されるのかというと、それには明確な理由があります。
一般的な出版塾では編集者とのマッチングが十分にできないため、ニッチなテーマの本は企画段階で取り上げられにくいのが現実です。
しかし僕のやり方では、著者自身が自分の企画に合った編集者を特定する方法を学ぶことができます。
そのため内容の良し悪しだけでなく、編集者との相性や戦略を重視したアプローチが可能になります。
出版の世界では「内容が良ければ本になる」という考え方は通用しません。
むしろ、どの編集者と出会うかというマッチングこそが、出版できるかどうかの大きな決め手になります。就職活動と同じように、出版社と企画の相性が合えば出版は実現できるのです。
このように、出版には“能力”よりも“相性”と“戦略”が求められるということを、この記事ではお伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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