はじめに:今日のテーマは「本をビジネスにどうつなげるか?」

こんにちは、木暮太一です。
今日も、久しぶりに筋トレやってきました。
身体ガチガチですが、元気に話していきます。

さて、今日のテーマは、
「出版した本を、セミナーやコンサルといったビジネスにどうつなげるか?」です。

本を出しても終わる人と、仕事につなげる人の違い

「本を出したけど、セミナーやコンサルに繋がらない」
そんな方、実はかなり多いです。むしろ“本を出して終わり”の人が大半なんですよね。

一方で、僕のセミナー・研修・講演のほとんどは、本がきっかけです。
営業らしい営業、してません。インスタもYouTubeも、言うほど伸びてません(笑)
でも、それでも“本を通じて”お客さんが来るんです。

なぜ、本から仕事につながるのか?

答えはシンプル。
本の中に“仕掛け”があるからです。

昔みたいに「幻の第8章はメルマガ登録で!」みたいなやり方、ありましたよね?
でも今はもう、明確な業界ルール違反。やっちゃダメなんです。

じゃあ、どうするのか?

読者が自然と「この人に頼みたい」と思うように設計する。
それが、本の中に仕込むべき“仕掛け”なんです。

仕掛けのポイント①:自分の商品・サービスの存在を「匂わせる」

これは本当に大事なんですが、やってない人が多すぎる。

本の中で、「自分がコンサルをやってる」「講演やってる」ということが伝わらなければ、
そもそも読者は気づけません。

ただし、「お問い合わせはこちら」とか、「続きはWebで」みたいな露骨な広告はNG

じゃあどうやって伝えるか?

本文の中に“さりげなく”織り込むんです。
たとえば、「クライアントとのやり取りの中で〜」とか「ある企業研修で感じたこと〜」とか。

それを読めば、
「あ、この人はこういう仕事をしてるんだな」と自然に伝わるようになってるわけです。

仕掛けのポイント②:頼んだ後の未来を想像させる

もうひとつのポイントは、
「そのサービスを頼んだらどうなるか」を描いておくこと。

つまり、読者にとっての“未来”を想像できるようにしておく。

  • 頼んだらどんな効果があるのか?
  • 他の人はどうなってるのか?

こういったことを、あくまでも本文の一部として書いておくんです。
広告っぽくなく、体験談や事例として“忍ばせる”。

実際にどんな本に仕込んでる?

僕の書籍を見ていただけると、すべてにこの仕掛けが入っています。
たとえば…

  • 『すごい言語化』(BtoC・経営者向け)
  • 『リーダーの言語化』(講演・企業研修向け)

この2冊、ぜひ読んでみてください。
どこに仕掛けがあるのか、探してみるだけでも価値あります。

広告もリンクも入っていません。でも、ちゃんと伝わるようになっています。

最後に:営業しなくても、仕事が来る時代へ

僕はいろんな会合に出たり、名刺交換して営業をかけたり…
まったくしていません。

にも関わらず、10年以上仕事が絶えないんです。
その理由は、「本に仕掛けがある」から。

今後、出版をしてビジネスに繋げたいと考えている方は、
ぜひ今日お話しした2つのポイントを意識してみてください。

この記事のまとめ

本を出しただけで終わってしまう人と、出版をきっかけにビジネスを大きく展開していく人には、決定的な違いがあります。
その違いとは、本の中に「仕掛け」をきちんと組み込めているかどうかです。
ただ「本を出しました」というだけでは、読者にサービスの存在すら伝わらず、次のアクションにはつながりません。

重要なのは、読者に「この人に頼みたい」「もっと話を聞いてみたい」と自然に思わせる導線を、本の内容そのものに組み込んでおくこと。
そして、どんなサービスを提供しているのか、それを依頼した先にどんな変化が起こるのかを、広告っぽくならない形でさりげなく伝える工夫が必要です。

これらの仕掛けがうまく機能すれば、営業をしなくても読者の方から「ぜひお願いしたい」と声がかかるようになります。
出版をビジネスの起点にしたいと考えている方にとって、本の中に自然に仕掛けを織り込むこの方法は、まさに大きな武器になるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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