はじめに

こんにちは、木暮太一です。今日も出版の裏側についてお伝えしていきます。
今回のテーマは、「紙の本か、Kindleか?」です。

紙の本とKindle、比較する意味があるのか?

よく「紙の本とKindle、どちらがいいですか?」と聞かれます。でも、正直に言って、そんなの比べる意味がないんです。

例えるなら、「草野球と大谷翔平が所属するドジャース、どっちがいいの?」と聞いているようなもの。同じ「野球」というカテゴリーではあるけれど、レベルが違いすぎる。

Kindleの電子書籍は、出版とは言えない。

もちろん、Kindleで本を出すことが悪いわけではありません。でも、「出版」という言葉の意味を考えると、Kindleだけでの出版はまったく別物です。

Kindleだけで売れるのか?

出版業界では、紙の本とKindleの違いは明確です。リアル書店に本が並ぶことで、メディアに取り上げられ、口コミが広がり、売れていくのが「出版」。

一方、Kindleだけで出した場合、どうやって本を見つけてもらうのでしょうか?

実際にChatGPTで調べてもらいました。

Kindle専用で出版される電子書籍の多くは、年間で数十部から100部未満の販売にとどまることが多いと推測されます。

つまり、年間で100冊売れればいい方。しかも、その多くは著者自身が告知して、知り合いが買ってくれたものです。

それって「売れている」と言えますか?

それなら、ブログを書いた方がよっぽど効果的ですよね。

紙の本はどれくらい売れるのか?

比較のために、私の著書を例に挙げます。

  • 『すごい言語化』(2022年発売)→ 3日で1万部増刷、累計7万部突破
  • 『リーダーの言語化』(2023年発売)→ 3日で1万部増刷、累計5万部突破
  • 『新刊の言語化』(2024年発売)→ 累計190万部突破

紙の本が売れると、読者が私の話を聞きたいと思って講演を依頼してくれる。企業研修やセミナーの依頼も増える。このように、紙の本は著者にとって大きなビジネスのチャンスを生み出します。

Kindleの電子書籍でそれが起こるでしょうか?

Kindleは「リスト取り」のために使う人もいます。しかし、それは結局、もともと持っていたリストに向けたマーケティングに過ぎません。新しい読者に届くわけではないんです。

電子書籍市場は伸びている?

「電子書籍市場は伸びている」という話を聞きます。でも、その4分の3は漫画です。文字主体の電子書籍はほぼ横ばい。しかも、1タイトルあたりの販売部数は100部に満たないのが現実です。

結論:紙の本しかない

紙の本とKindle、比較する意味はありません。売れる可能性、影響力、著者のブランディング、どれを取っても紙の本が圧倒的に優れています。

Kindleだけで本を出している人を見て、「すごいな」と思いますか?

本当に出版をしたい、影響力を持ちたいなら、紙の本一択です。

今日はこの辺で。
今後も出版業界のリアルな情報をお伝えしていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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