こんにちは、木暮太一です。
先日、NHKの「シブ5時」という番組に
出版業界の専門家として出演しました。
テーマは、「ビジネス書のマンガ化がブーム!?」です。
最近、ビジネス書をマンガにするケースが非常に増えています。
『マンガでわかる●●』のような感じですね。
このブームがなぜ起きたのかを、
出版社経営者の立場から話しました。
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【番組内で語ったこと】
番組内でぼくが語ったのは、
1)なぜビジネス書がマンガになっているのか?
2)マンガ版が出ると、元の活字の本が売れる理由
です。
まず、ビジネス書がマンガになる理由は、
読者の「いいものを手っ取り早く読みたい」というニーズからです。
ただ単にマンガにすればいいわけではなく、
「いいもの(名著)」がマンガになっていること。
ここがポイントです。
名著は読んでおきたい、
でも時間がなくて読めない、活字ばっかりで読めない、
でもやっぱり読んでおきたい。
このニーズを満たすのが「マンガ化」です。
要は、活字版は読みたいけど読めない、というのが前提になっています。
なので、マンガにしても売れない本はたくさんあります。
もともとの活字本が「読みたい!」と思われていなければ
マンガにしたところで、無意味ですよね。
そして2つ目の「マンガ版が出ると、元の活字の本が売れる理由」は、
比較的簡単な話です。
マンガ版が出ると、
もともとの活字版の本も再度店頭に並びます。
だから、売れる。単純な理由ですね。
次回は、時間の関係で番組内では言えなかったことを書いてみます。
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