はじめに
こんにちは、木暮太一です。今日も出版の裏側についてお話ししていきます。
本を出版すると必ずAmazonに登録され、レビューがつくものです。星の評価やコメントが気になる方も多いでしょう。そこで今回は、Amazonのレビューの捉え方について深掘りしていきます。
Amazonレビューは避けられない
本を出版すれば、Amazonに登録されるのは避けられません。
ちなみに、「国会図書館にはすべての本がある」と思っている方も多いですが、実はそうではありません。出版社が国会図書館へ本を出荷する仕組みになっているため、出荷しない限り国会図書館には置かれません。
しかし、Amazonにはすべての本が登録されます。
そのため、すべての本がレビューされる環境にあり、読者の評価を受けることになります。評価には高評価もあれば、当然ながら低評価もつくことがあります。
悪い評価がつくことの意味
「悪い評価は避けたい」と思うのが普通ですが、私はむしろ悪い評価がつくのを待っています。
強がりではなく、実際にそう考えています。なぜなら、悪い評価がつかないと困るからです。
本を書くとき、著者は「この読者層に向けて書こう」とターゲットを設定します。そのターゲットに読まれれば、高評価をもらえる可能性が高いです。しかし、星5ばかりの本は、身内にしか読まれていない可能性があるのです。
想像してみてください。
例えば、あなたが本を出したとして、それを最初に読んでくれるのは、家族や知人、あなたのことをよく理解している人たちでしょう。そうした人たちは、おそらく好意的に評価してくれます。しかし、それは「本が広く読まれている」ことにはなりません。
本当に多くの人に読まれるようになると、想定していなかった読者層にも届きます。すると、「思っていた内容と違った」「期待外れだった」という理由で低評価をつける人も現れるのです。
つまり、悪い評価がつくということは、本がターゲット外の層にまで届いている証拠なのです。
低評価は拡散のサイン
Amazonのレビューで星1がつくと、がっかりするかもしれません。しかし、それは本がより広く認知されたサインでもあります。
Amazonでは、実際に本を購入した人しかレビューを投稿できません。そのため、レビューがついたということは、それだけ多くの人が興味を持ち、購入してくれたことを意味します。
特に、タイトルや表紙の印象で「自分に合いそう」と思い、想定読者ではない層が手に取ってくれた場合、低評価がつくこともあります。それは「この本がここまで広がった」という証拠です。
低評価を活かす考え方
多くの著者は、低評価がつくと焦ってしまいがちです。その結果、やらせの高評価レビューを増やして平均点を上げようとする人もいます。
しかし、それは本質的ではありません。低評価を受けたら、「この本がどこまで広がったのか」「新しい読者層にどのように響いているのか」を考えるべきです。
例えば、
- どの層にまで本が届いたのか?
- その層にはどのようなニーズがあるのか?
- その層に向けて、次にどのようなプロモーションを行うべきか?
このようにマーケティング視点で捉えることが重要です。
この記事のまとめ
どんな本であっても、すべての読者から100点満点をもらうことは不可能です。広がれば広がるほど、当然ながら批判も増えます。しかし、それは著者として成長するチャンスでもあります。
低評価を「打ち消すもの」として考えるのではなく、「広がったサイン」として受け取り、次のアクションを考える材料にしましょう。
キーポイント
- Amazonのレビューは避けられないもの
- 低評価がつくことは、ターゲット外の読者に届いた証拠
- 低評価を打ち消すのではなく、マーケティングの視点で活用する
- 本がどこまで広がったのかを測る指標として活用する
最後までお読みいただきありがとうございました!Amazonのレビューが気になる方、出版に興味がある方は、ぜひチャンネル登録と高評価をお願いいたします。
この記事内容の詳細をYoutubeで語っています。ぜひYoutubeもご覧ください。
